
すでに4年もフル稼働だったHDDが、最近悲鳴をあげているのに気づいたので、休ませてあげることにした。そして、MacBook Pro[ Mid 2007 – 17inch]を買ってもう4年も経ったことに気づいた。
もう4年も経ったのか…。
持ち歩かないのにMacBook。
というか17inchのMacBookなど重くて持ち歩きたくないし!
どうせだったら、iMacでも買おうか!?いや、MacBook Airだ!
なんて、妄想する毎日だったが、このMacBook Proは独立した時に買ったもので、愛着もある。カタチグラフィックスの歴史が刻まれた道具だ。
汗水垂らして必死に貯めたお金で買ったものだし、こいつのおかげて今までやって来られた。
と思っていると、MacBookは、レインボーをいつも以上にクルクル回し、HDDをガリガリ音を立てながら「おれはまだまだやれるぞ!」と言っているような気がした。
オレって言うくらいだから男なんだろう。男だったら最後までやれ!と、新しいMacに買い換えるのではなく、HDDの交換をしてあげる事にした。
その代わり、今の新しいMacのように機敏に動いてもらわなくては。
MacBook Airのように速く!速く!
MacBook Airといえば、HDDではなくて、SSD。
じゃあ、HDDをSSDに換えてしまおうと安易に考え、さっそくリサーチしてみることにした。
こういう時は、Googleさんに聞くのが話が早い。
まずは、SSDの特徴を知らなくては話にならない。
そもそもSSDってなんだ?なんで速いんだ?
Wikipediaによると、「Flash SSD (フラッシュエスエスディー、Flash Solid State Drive)とは、半導体メモリであるフラッシュメモリを使用したソリッドステートドライブ(SSD)であり、補助記憶装置の一種である。」とのこと。
なんだか、よく分からない。
特徴としては、HDDと比べて、インデックスを探すのが速い為、OSやアプリの起動が速い。
そして、小型で、静かで省エネ。
なんだか、最近よく聞くフレーズだ。
今では、SSDのサーバも増えてきているし、SSDのUSBメモリや、ビデオカメラまである。
デメリットは、まず容量単価が高い。SSDは128Gで25,000円位する。
そして、書き換え可能回数がHDDよりも少ない。
例えば、大容量のファイルの保存や読み出しを短時間あるいは頻繁に行う3Dやムービーのレンダリングには向いていない。
ある人は、CADのレンダリングでSSDに保存していたら数週間でSSDに書き込みができなくなったという。
逆に、アプリや音楽データの保管など、一度書き込めば、後は読み出すだけの用途には向いている。
僕の仕事では、大容量のデータを保存する。SSDからすると、かなりハードだ。
でも、用途に併せてうまく使えばいいだけの話。
SSDには、OSなどのシステムとアプリを入れ、仕事のデータはHDDを使えばいいのだ。
これを知らずにSSDの使い方を間違えると数週間で使えなくなってしまう。
僕のMacBookは持ち歩くことがないので、いつも外付けHDDが繋がっている。
いつも仲良し。
さらにBackup用HDDまで仲良く並んでいる。
まさにONENESS!
でも、外付けHDDはちょっとな…という人もいるだろう。
そんな人には、ひとつのMacBookにSSDとHDDを入れる方法がある。
それは、DVDドライブの入っている部分にHDDを埋め込むのだ。
分かりやすい記事はこちら「やさしいMacBookProの育て方 – SSD+HDDで快適生活」
やさしいMacBookProの育て方ってタイトルがとても好きだ。
DVDドライブが無くなるが、持ち出し先でDVDドライブが必要になることは滅多にないだろう。取り外したDVDドライブを外付けにするキットもあるので、それも用意すればよい。
この記事もSSDを知るには勉強になる「MacのSSD事情」
次にGoogleに聞いたのは、MacBook ProのHDD交換方法とデータの入れ替え方法だ。
まずはじめに、システムをバックアップしておく必要がある。
手順を解りやすく箇条書きにしてみる。
1.HDDの整理整頓
2.HDDのバックアップ
3.MacBookの分解
4.HDDの交換
5.データの復元
6.完了
1.HDDの整理整頓
先ほども説明した通り、SSDとHDDの棲み分けが必要である。
それから、僕の場合、SSD128Gの小容量を保つため、不要なデータや蓄積していくデータをどうするかを決める。
まず、Adobe Lightroomのカタログデータやバックアップファイルは「ピクチャ」に保存されていく設定になっていた。
容量は15GBにもなる。これはSSDに負担が掛かりすぎる為、HDDへ移すことに。
iTunesのライブラリも同じく、HDDへ。
それぞれ、読み込み先の設定変更はキーボードの「option」を押しながらアプリを起動することで変更可能。
これは、意外と知らない人が多い。
これで、128GBのSSDにデータが入る状態になった。
ある程度ゆとりは必要だ。
ちなみに一杯だったHDDを僕の場合85GBまで削った。
あとで、容量が一杯で入りません!なんてことにならないように。
2.HDDのバックアップ/5.データの復元
バックアップの方法はいくつもある。
・Time Machineでバックアップし、後に復元する方法
・ディスクユーティリティを使ってバックアップ、復元する方法
・CCCを使う方法
など。
今回、僕がチョイスしたのは、2番目のディスクユーティリティを使う方法。
ちなみにTime Machineが一番手っ取り早い。
参考になる記事はこちら「Macのシステム全体をディスクイメージに圧縮バックアップする方法」
とにかく時間との戦いだ。
バックアップに2時間、スキャンに30分。復元に2時間要した。
………。
時計を見ると夜11時過ぎ、バックアップ中はやることがない。
MacBookはいつものようにガリガリと音を立てながら、床屋の店先にある赤と青の縞々のようにバーを少しづつ進めている。
やることと言えば、
1.鉄コン筋クリートを読む。
2.iPhoneのアプリで遊ぶ。
3.寝る
4.読みかけの本を読む。
久しぶりに自由な時間ができたというのに、なんだか落ち着かない。
たばこを一箱吸ってしまっただけだった。
僕は、待つのはやはり嫌いなのが分かった。
そのくせ、人をよく待たせる。
3.MacBookの分解/4.HDDの交換
HDDの交換方法はこちらのサイトが解りやすい。「難易度はやや高め!? MacBook ProのHDD&光学式ドライブの交換手順」
難易度はやや高め?
いや、意外と楽しい。
というか、AppleのデザインセンスはMacBookのキーボード裏にあると実感した。
Appleの小型化とそれに対しての耐久性はこれだったのか…と色々驚かされた。
すこし、自作PCマニアの人たちの見方が変わった瞬間だった。
そして、自分のMacBook Proの愛着が増した。こいつはイケる!
かっこいいぞ!MacBook Pro!みたいな。
Macユーザーは一度、裏側を覗いてみたほうがいい。
ますます好きになるだろう。
HDDを取り出して感謝を込めて緩衝材にくるんでやる。
代わりに頼むぞ!とSSDをセットする。
そして、復元。(↑方法は上の記事に)
いよいよ生まれ変わったMacBook Proを再起動だ。
ジャ〜ンといういつも以上に気合いが入った音が鳴り、appleマークが…
出ない。
CPUのファンが勢いよく回りはじめ、画面は白いままだ。
思わず変な声が出てしまった。
時刻は朝4時を回ったところ。
さすがに焦る。
落ち着こう。とタバコを買いにコンビニに。
と、あることを思い出した。
PRAMだ!!!これだ!
PRAM と NVRAM をリセットすればイケるかも!
以前も、メモリーを増設した時に同じ症状があり、知った裏技だ。
昔あった上上下下左右左右BAと似た感じで、「Command」「Option」「P」「R」を押しながら起動。
キタ!Appleマーク!愛おしきAppleマーク。
とすぐにブルー画面に、
とすぐにOSが立ち上がる。
10秒かかったか?という速さだった。
今でも忘れないあの感覚。
とにかく速い。娘の成長を感じる時のように速く感じるMacBook Pro。
じいさんから生まれたての赤ん坊になったようだ。
なんだか今までと違う人格のように感じる。
僕のMacBook Proは生まれ変わった。
悪くない。
むしろいい。
またひとつこのMacBook Proの思い出が増えた。
これからもよろしく!
Macの分解でのトラブルは保証が利かないようなので、自己責任で。
それから、モノは大切に使いなさい。